聖闘士星矢Ωに突っ込んでみる

聖闘士星矢は、少年ジャンプ連載時に読んでいたし、TVアニメもそこそこ見ていたので、割と思い入れが深い作品。おもちゃ(聖闘士聖衣大系)なんかも買ったし。



ただ、ジャンプコミックスでは、冥王ハーデスを倒す代わりに、ハーデスが投げた剣に突き刺され星矢は死亡。星矢は生き別れの姉にも会えずという見事なバッドエンド。ここまで引っ張った割に、10週打ち切り並のエンディングに衝撃を受け、その足でコミックス全巻ブックオフに売り払ってしまいましたヨ。ああ、もったいない。

でもって続編の「聖闘士星矢Ω」ですが、のっけから射手座の黄金聖衣をまとった星矢が謎の敵・マルスと激突。なんか色々あったらしく、星矢生きてた・・・。


星矢の声とナレーションが、古谷徹さんなのがオールドファンをくすぐるポイント。(あと、シャイナさん=小山奈美さんとか)

で、その戦いから十数年後、当時アテナが抱えていた赤ん坊が成長し、星矢の後継=ペガサス光牙となり、仲間を増やしつつ、巨大な敵に立ち向かうというのが、今のところの大雑把なストーリー。先週放送された第12話「受け継がれる小宇宙!伝説の聖闘士、瞬!」では、前作のメインキャラクター・アンドロメダ瞬が出てきたので、今後も懐かしい顔ぶれが、順次登場するのだろうな。そのあたりは楽しみではある。

ただ、「聖闘士星矢Ω」の難点は、世界観が明確に構築できていないこと。特に、サンクチュアリ周辺の事情(サンクチュアリの存在意義や、黄金聖闘士不在の理由だとか)が、ほとんど語られないのは、オールドファンにのみならず、不親切極まりないと思う。(今となっては、サンクチュアリはバラバラにされて「バベルの塔」になってしまい、さらによく解らない状況になってしまっているが・・・。まあ、ギリシャ神話ベースの世界に、バベルの塔を持ち込むというのもかなりのセンスだが(笑))

また、最大の敵であるマルス自体、謎につつまれ過ぎていて、いまいち何をどうしたいのかよく解らない。大体、アテナを守るために、一度マルスと大げんかしているはずの聖闘士達が、「アテナがさらわれました、犯人は新人の聖闘士5人です、ええそうですこの目で見ました」というマルスの狂言を信じて、全員手下になっちゃう展開ってのはどうなんだろ。

で、ペガサス光牙とその仲間達を抹殺するため、サンクチュアリから白銀聖闘士が刺客として差し向けられているのだけれど、これがまた格好悪い上に、実力も微妙・・・。もう少し、演出的になんとかならないんだろうか。

前作(原作もそうだが)では、白銀聖闘士>青銅聖闘士という描き分けがきっちりできていた。例えば「聖闘士星矢 第23話 シルバー聖闘士! 誇り高き刺客」は、今見ても見応えがある。(作画監督が荒木伸吾氏というのもあるけど)

聖闘士星矢 第23話 シルバー聖闘士! 誇り高き刺客

聖闘士星矢 第23話 シルバー聖闘士! 誇り高き刺客
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